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ゴム風船はゴムの木の樹液でできています。ゴムの樹ってどんなのでしょう?
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バルーンポップ トップ > ふうせんまめ知識【ゴム風船は何からできている】

ゴム風船の原料

ゴム風船はゴムの樹の樹液からできているから、自然分解されて最後は土に還る地球にやさしい商品なんです。そんなゴム風船の原料を実際に見てみたくて、2004年の夏、タイに行ってきました。
ゴムの樹
やってきました、ここはタイのゴム農園。
予想とは異なり、ゴム農園というよりはゴムの樹の林といった趣きでした。背の高い樹が整然と並んでいます。大大木で樹高は35mにもなるそうです。高さの割に、幹はあまり太くないんですね。
下草があまりないのが手入れの行き届いた、いい農園だとか。だからここはグー!
ゴムの樹の樹液採取 タッピング
ほんのうす〜く樹皮を削ぎ、にじみ出る樹液(ラテックス)をカップに受けます。樹液採取作業のことをタッピングといいます。固まった樹液が残っていますね。

樹液を採取するのは朝(深夜)の2時、3時頃から。大変な作業です。
1本の樹で約3時間くらいかけて200〜300cc集め、そして陽があがらないうちに集積所に持っていきます。陽がでると樹液は固まってしまうから、時間との戦いですね。
どの樹にも採取を終えた印に、黒いカップが伏せてありました。

1本の樹で、まず表面約5年、裏面約5年、さらにコルクのように再生した表面 約5年、裏面約5年・・・と25〜30年間採取するのだそうです。
ゴムの樹の樹液
上の写真、人がちっちゃく写 ってます。ゴムの樹の高さがよくわかりますね。

ゴムの樹を伐採すると、家具やフローリングなどの建築材や玩具へ、有効にリサイクル活用されています。
ちなみに右の写真は我が家の観賞用ゴムの木。クワ科のインドゴムノキです。
下が樹液を採取するトウダイグサ科のパラゴムノキ。えらい違いですね〜。


ゴムの樹から採取した樹液は、これからどうなるのでしょうか。

荷台に樹液(ラテックス)を積んだトラックが精製工場へやってきました。まずは入口にある高台で少量 抜き取り、受け入れ検査が行われます。

樹液(ラテックス)の約70%は水分です。樹液のゴム分が実際どのくらいかを調べます。 どうやら左の機械でチンして酸化させると固まるので、それで解るみたいです。

トラックから樹液(ラテックス)がドボドボ移されています。採れたてのラテックスは白く、さらさらしていました。 側に底がパンチング状のものがありましたが、これで一度漉したのでしょうか。

蓋の開いたところからのぞくとお〜樹液ちゃん。気泡がたくさん、生きてるんだね。どでかい貯蔵タンクがいくつもあります。

これが遠心分離機です。いよいよ樹液を遠心分離にかけ、水分を飛ばしていきます。
右のアップの写真、機械がなんとなくおちゃめな表情に見えるのは私だけでしょうか・・・

遠心分離機は、3時間で機械を止めて、分解して洗浄します。機械の内部にびっちりついた固まりを取り除いて丁寧に洗うのです。見た目にも大変な作業です。

なにやら、分厚い扉を開けると、そこには秘密の?機械が。 これは再精製用の遠心分離機。純度の高いラテックスができるのです。製品としては、手術用の手袋やコンドーム、あとバルーンにも使われるとか・・・

おや?白くてプニョプニョしたお豆腐状のものが出てきました。これは遠心分離で出た廃液を固めたもの。この中にも約1.5%のゴムが含まれています。これを固めて(茶色くなります)海外に出荷します。靴底などに使われるとか。

最後は別棟にある試験場。様々な品質検査をパスしたラテックスは、海を超えて海外に運ばれていくのです。
このレポートは、商社や工場の責任者の許可を得て写 真などを掲載しています。無断で転用・転載することを禁止しています。
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